いきいき(いきかえる、いきなおす)

いきいき(いきかえる、いきなおす)RELIFE PROJECT at HIDAKA VILLAGE

NEWS

  • 2025年2月12日
    応援してくださるスポンサーを追加しました。
  • REPORT
  • REPORT
  • REPORT
  • REPORT
  • REPORT

日本で一番おいしい!?全国のバイヤー調査で日本一になったシュガートマト。

2025.03.06

高知県日高村は全国屈指のフルーツトマトの産地で、別名"トマトの村"とも呼ばれています。今回はそんな日高村で誕生した、高糖度フルーツトマトの"シュガートマト"を紹介していきます!


シュガートマトは、2017年に日経新聞が行ったバイヤー調査で日本一に輝きました。「果肉質」「栽培方法へのこだわり」「産地へのイメージ」「安全性への信頼」など、多くの項目で高い得点を獲得。中でもダントツ1位だったのが、味部門です。果肉がぎっしり詰まっており、甘味と酸味のバランスがいいとの評価をいただきました。


nikkeitomato_01.jpg


おいしさの秘密は、山々に囲まれて寒暖差が大きいから


"奇跡の清流"とも呼ばれる、日本一きれいな仁淀川が流れ、みどり豊かな山々に囲まれている日高村。盆地のため、昼と夜の寒暖差が大きいのが特徴です。その寒暖差が大きい日高村の気候が、おいしいトマトを作れる大きな理由のひとつ。


暖かい日中に高知の力強い太陽によって光合成をしてたっぷりと糖分を作り、そして寒い夜には、糖分がどんどん蓄積されていくため、糖度の高く旨みが凝縮されたトマトに育ちます。


huzii02_main.jpg


土や葉を目で見て、繊細な管理を行う農業のプロ


しかし、日高村の恵まれた環境だけではおいしいシュガートマトは作れません。やっぱり農家さんたちの努力の賜物です。日高村のトマトハウスでは、温度や湿度を24時間体制で管理するため、最新の機械を導入。そして、その機械の数値だけに頼るのではなく、土や樹、葉の様子を目で見て「あげる水分の量が適切かどうか」「樹の栄養が足りているかどうか」などを、農家さんたちは日々判断をしています。


水が少な過ぎても枯れてしまうし、水をあげ過ぎてもおいしいトマトになりません。全ての情報を元に、1日にあげる水の量、ハウス内の温度や湿度を、常に微調整しているのです。


nikkeitomato_02.jpg


また、おいしいトマトを届け続けるために、JA高知県日高村支所のトマト部会が定期的に開催をしているのが「食味会」。それぞれの農家さんがつくったトマトを味見をして、トマトの糖度や酸味のバランスなどを総合的に評価をし、意見の交換や日高村全体の技術の向上を行っています。


日高村のシュガートマトを一度食べれば、きっといつものトマトじゃ物足りなくなる。それくらいおいしい、自慢のトマトを作り続けています。